マッチングアプリは出会いの幅を広げてくれる一方で、詐欺や悪質なトラブルに巻き込まれるリスクも存在します。
2025年現在でも、国民生活センターや警視庁にはマッチングアプリ関連の被害相談が寄せられています。
本記事では、実際に多い詐欺の手口と、それに対処するための具体的な方法を解説します。
マッチングアプリで多い詐欺の手口
1. 投資詐欺(暗号資産・FX)
仲良くなった後に「一緒に投資しない?」と勧誘され、偽サイトや詐欺アプリに誘導されるケース。
少額の利益を見せて信用させ、最後に大金をだまし取る手口です。
2. ぼったくりバー・飲食店誘導
デートに誘われ、提携しているぼったくり店に連れていかれ高額請求されるケース。
「キャッチ」や「紹介したいお店がある」と言われたら注意が必要です。
3. 美人局(つつもたせ)
異性を装って誘い出し、第三者(共犯者)が現れて金銭を脅し取るケース。
「ホテルに行こう」などの誘いには要注意です。
4. 結婚詐欺・恋愛詐欺
「結婚を前提に」「真剣に付き合いたい」と装い、最終的に金銭をだまし取る手口。
長期的に信頼を築いてから行動するため、被害に気づきにくいのが特徴です。
5. 個人情報の詐取
住所・勤務先・電話番号を聞き出して悪用されるケース。
ストーカー化や迷惑行為に発展する危険もあります。
被害に遭わないための対処法
1. アプリ内から出ない
「LINEに移動しよう」「別サイトで話そう」という誘いは詐欺の入口です。
やり取りは必ず公式アプリ内で行いましょう。
2. 金銭のやり取りは絶対にしない
「投資」「貸して」「助けて」など金銭が絡んだ話は全て詐欺を疑うべき。
いかなる理由でもお金を送るのは厳禁です。
3. 初対面では安全な場所で会う
カフェ・駅前・人の多い飲食店などを選びましょう。
夜の繁華街や人気のない場所は避けるべきです。
4. 不審な相手は即ブロック・通報
違和感を覚えたら早めの対応が重要です。
運営に通報することで、他の利用者の被害も防げます。
5. 被害にあったら警察・消費者センターに相談
万一詐欺に遭った場合は一人で抱え込まず、警察や消費生活センターに相談しましょう。
証拠(チャット履歴・振込記録など)を保存しておくことも大切です。
まとめ
マッチングアプリは安全に使えば素晴らしい出会いの場ですが、詐欺やトラブルのリスクも存在します。
2025年の最新傾向では「投資詐欺」「外部サイト誘導」が特に増加しています。
公式アプリ内でやり取りする・金銭を絡めない・不安を感じたら即通報を徹底すれば、被害は未然に防げます。